人生を考えるのに遅すぎるということはない / 瀬戸内 寂聴 ほか
若者向けのた短編集。十人の生き方が書かれている。
40過ぎてなお人生に迷っているおっさんが読むとどうなるか・・・
成しとげた人の自伝は若い頃に読むべきだと感じた。
半分程度しか読んでいないが、若い頃はスパルタでビシビシ鍛えられて一流に上り詰めた、というストーリーが多い。選択肢が多い今、ゆっくり何年も腰を落ち着けてできることなんてそうそうない。一つのポジションの仕事でもどんどん変化していく。覚悟を決めて長きに亘ってひとつの仕事ができる・・・こういう時代がすこし羨ましくもある。
果たして自分は残りの人生でこのようなストーリーが描けるだろうか・・・
山極寿一氏の本を読んでみたくなった。