パスチモッターサナをサンスクリット語の名前から理解する
Yoga Journal に、「サンスクリット語の名前から、そのポーズを深く理解しよう」という主旨の記事で3つのポーズが紹介されていた。
Sanskrit 101: Go Deeper Into 3 Yoga Poses—Just by Learning More About Their Sanskrit Names
https://www.yogajournal.com/yoga-101/sanskrit-101-3-popular-yoga-poses-translated
そのなかでも私が好きなポーズ「パスチモッターサナ」について書いてあったので、メモしておこう。
日本語では「長座の前屈のポーズ」と呼ばれているパスチモッターサナ。
語源は "paścima" と "uttānā" から取られている。
パスチマ:paścima:西
ウッターナ:uttānā:強いストレッチ
つまり、「西を強くストレッチする」ということのようだ。
西を伸ばす・・・意味不明である。
記事によると・・・
トラディショナルヨガでは方向は重要だった。
4方位と4つの中点は、それぞれ男性と女性の守護神、動物、武器、および色で表される力が割り当てられていた。
古代のヨギは太陽が昇る東(スピリチュアルな叡智の夜明けの象徴)を向いていた。そのため、からだの背中側は西、お腹側は東となった。
そのため背中側を伸ばすこのポーズはこのような名前となった。
とのこと。
なるほど。
今度やるときは、太陽に向かってアサナを練習していたヨギに思いを馳せながら、
西を伸ばすぞ〜、とやってみてはどうでしょう。