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どんどあやしくなっていく記憶力を補うためのライフログ的Blog。 テーマは好きなもの・こと・しごと。それにまつわるお話。

オンライン会議の無料アプリ6製品を試して比較した

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リモート会議やオンライン飲み会などなど、オンラインでリアルタイムに人が集まる場が「普通」になってきましたね。

ウェビナーを開催することになり、無料では40分制限のあるZoom以外にどんな製品が使えるのか、試して比較することにした。

 やりたいこと

・無料で試せる製品
・オンライン会議
・大きめのモニター(TV)に表示したスライドの画面が読み取れる画質
・複数のカメラが切り替えられたら嬉しい(Kinoni の EpocCam で)
・BGMがつけられたらもっと嬉しい
条件としてはこんなところ。

比較した製品は

Google meet 
・Webex
・Bell Face
・zoom
Zoho meeting (追記)

Google meet 

一時期「脱Google!」などと無駄に頑張っていた時期もありましたが、結局長いものには巻かれた方が楽だ、ということで最近は躊躇なくGoogleのツール群にはお世話になっている。
今回使いたい目的とお手軽さから考えると抜群の選択のように思えた。
しかし、ネットワークの品質のせいなのか、製品の考え方なのか、画面の1/4程度のサイズで写した大きめの文字のスライドも読めないほどの画質。ということで使用は断念。

オフィシャルサイトはこちら

meet.google.com

Webex

サラリーマン時代に顧客とのミーティングで使っていたアプリ。Cisco製かつ歴史あるものだけどブラッシュアップされていて使いやすくなっている。それが無料で使える時代になりました。ブラウザでも使えるし、無料では24時間の制限があるもののそんなに長い時間は使わないので問題なし。

しかし、こちらも動きのある画面を写すと画像圧縮のためか期待したようには画面が配信されないため使用を断念。有料だと違うのかな?動きのないミーティング向けならこれが良い。

BGMの共有を試してみたが、音を共有できる機能は残念ながら無かった。

有料版は月額1,490円〜。

www.webex.com

Skype

チャットツールとしては老舗。MSに買収されてからUIがおかしくなってほとんど使わないでいた・・・電話は安く掛けられるという理由で細々と使っていたので、この度試してみることに。

コンタクトリストの画面に会議ボタンが設置されて、会議の開催がすんなり出来るようになっている。

招待URLを送っていざ会議に入ろうとすると入室の無限ループになってしまい会議に参加する事ができない。このあたり、MS製ということか。使用の前に試用を断念。

有料版、Skype for business だと Office365の機能として使えるようになっているが、こちらはどうなんでしょうか。OFFICE 365 BUSSINES は月額 540円〜。

www.skype.com

 

Bell Face

60日間無料トライアルが可能のようですが、フリーアドレスでは登録ができない為、使用を断念。

bell-face.com

zoom

オンライン会議自体をZoomと呼ぶようにすらなってきている感じがする勢いのあるZoom。回線が良くない状態でもわりとイケる音声と画質なので、素晴らしい製品。無料だと40分の制限というかなり厳しい条件なので試してみる用途でしか使えない。

一度試してみたときにギフトがもらえたので、結局今回のウェビナーはzoomを使ってやってみた。40分制限を解除した会議室を作成した・・・ハズだったのに、いざ会議を実施してみると40分で接続が切られてしまった😢

有料版は月額2,000円〜と、他と比較してちょっと高い。

zoom.us

Zoho Meeting

Zohoが提供しているZoho Meeting という製品を発見した。メールは長年使っている信頼できる会社だから、こちらも試してみることにする。

音質、画質ともに良好。URL共有だけでミーティングが開催できるのも良い感じ。料金も
Zoomと比べて安い。言うことなしなんだけど唯一残念なところはBGMの共有が出来ないところ。こればっかりは仕方がない。14日間の無料お試し、月1,280円(月払い)、960円(年払い)

www.zoho.com 

カメラの切り替え

TVを背景としたアップ、体全体が映るような引きの2つの視点を切り替えながらウェビナーを進行したい。手持ちのカメラでは残念ながらwebカメラとして使えるものやHDMIモニタリングスルーに対応しているものがなかったので、iPhonewebカメラとして使うことを試してみた。 

Kinoni の EpocCam という製品がその用途として使えるが、ほとんどのweb会議製品には対応しておらず、使用するにはセキュリティーを犠牲にしなければならないため、使用を断念した。

www.kinoni.com

結局複数のiPhoneから同時にミーティングに参加する、という方法で視点の切り替えを実現。

BGM

参加者が画面を注視できない状態で接続が途切れると困るので、BGMを流しておきたい。サウンドのミキサーを間にかませば出来そう。 Bluetoothのイヤフォンマイクを使いながらの進行なので、Bluetooth のレシーバーがあればできそう。

ソフトだけでやろうとするとZoomの「音声共有」はBGMになるのかな?

→検証してみたら簡単に出来ました。

support.zoom.us

まとめ

  Google meet Webex Skype Bell Face zoom Zoho 
無料   ○
会議形式   ○
画質  ×  ○

 

結論

これまで参加したことはあっても主催する事は無かったオンラインミーティング。出発地点としてはZoomより良い製品がないか、無料で同等に使えるものはないか、というところだったけど、結局今回はZoomを選択することなった。有料版の購入にあたってもうちょい調査をしてみよう。

 

追記

有料版(Pro)にしました。

 

superjettoaster.hateblo.jp